『JWMR-004』
2012.03.22 13:17 作品
ヤードスタジオ産★第四弾発表いたします!
今作はジャマイカからメッセンジャー【LUCIANO】をプロデュース!
日本人ミュージシャン【MI3】との夢の競演です。


また新しい一日がやってくる。
”すべてを正しくすることをあきらめてはいけない。”
SIDE A: GLOBAL AFFAIR
SIDE B: VERSION (MI3)
Riddim by MI3
Recording by Einsteiner (Yard Studio)
Produce by Ogidoo (JAH WORKS MUZIK,INT)
Song & Lyrics by LUCIANO


LUCIANOは90年代前半にデビューし、この頃から90年代半ばにかけてダンスホール・レゲエ・シーンに興った最も大きなトピックの一つである「ラスタ・ルネッサンス」ともゆうべきラスタ回帰ムーヴメントをGARNETT SILKやTONY REBEL,BUJU BANTON,SIZZLA,CAPLETONといったアーティスト達と共に牽引することとなったシンガーである。XTERMINATORレーベルのプロデューサーPHILLIP”FATTIS”BURRELLの元でシングルをリリースするようになった94年にアルバム「ONE AWAY TICKET」を発表。「コンシャス・レゲエ」路線を更に強めていく。初期作品を手掛けていたFREDDIE McGREGORのビッグ・シップ・レーベルなどからも続々とヒット・シングルを放つようになっていく中、95年に英メジャー・レーベル、アイランドと契約し、XTERMINATORレーベル製作の楽曲によるアルバム「WHERE THERE IS LIFE」を発表。これに収められている「IT’S ME AGAIN JAH」「LORD GIVE ME STRENGTH」はこの年の大ヒット・チューンとなった。またアイランドからは97年に「MESSENGER」もリリース。この中からも「HOW CAN YOU」「OVER THE HILLS」などがヒットし、アルバム・タイトルであるMESSENGERという言葉は以後LUCIANO自身を形容するニックネームとなっている。XTERMINATOR音源では99年にアルバム「SWEEP OVER MY SOUL」も発表、アルバム・タイトル曲も含めこのタッグでは多くのマスターピースを残している。この後も現在に至るまで好調に作品をリリースし、ジャマイカ国内だけでなくヨーロッパやアフリカなど世界中で高い人気を誇る真のメッセンジャーとして活動している。そのLUCIANOのダブプレートを数多く所有し、来日時のサポートにも関わる縁の深いJAH WORKSがプロデュースしたNEW TUNE「GLOBAL AFFAIR」は、LUCIANOらしいポジティヴで力強いメッセージがドラマチックなメロディーで歌われる素晴らしい一曲となった。実際にレコーディングされたのはかなり前ということだが、3.11以降の我々の住む世界が感じるべき、受け止めるべき生き方が示されているような気がしてならない。CHALISS CREWのキーボーディストMI3が手掛けたこの曲のリズムトラックは、同じくCHALISSCREWのベーシストのチャリヤンも参加し、グイグイとウネるベースラインがボトムを支えるアップテンポ気味のダンスホール・リズムに仕上がっている。LUCIANO自身も珍しく途中でDEEJAYスタイルを披露していて、こういうアイデアが出るプロセスを思うとLUCIANO本人とJAH WORKSとの絆の深さを感じる素晴らしい一曲となったと言える。
(Text by : 沖野 正明)
まもなく全国のレコード店で発売開始!
品番:JWMR-004 アナログ7インチ
定価:¥840-(Tax in)
お問い合わせはコチラまで
Distributed by OFFICE JAH WORKS
Mail: office@jah-works.com
- SAVE THE VINYL -
DOO
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